当施設で活躍するスタッフを紹介します!
二方の郷は、開設して16年経ちますが、私を含め9名のオープニングメンバーが在籍しております。他にも経験豊富な職員が多いので、技術面での指導はもちろん、困難事例の対処時など色んな知恵を貸してもらっています。一方で新卒の若い職員の真摯で丁寧な対応に、ベテラン職員がハッとさせられることもあります。このように老(笑)若男女が協力しあい、刺激しあいながら、ご利用者様の日常を紡いでおります。
何年か前にフロアーリーダー職を任された当初は「利用者様によりよいケアを」と力が入りすぎてしまいましたが、今は、まず職員が心身ともに健康で余裕がないとよいケアはできないと考えるようになりました。自分自身、疲れている時や時間がなくて焦っている時には、利用者様に満足なケアができていません。体調不良や悩みを抱えている職員を見逃さず、さりげない声をかえるように努めています。コロナ禍でなかなか外出することが難しいですが、職場を離れたらいかに気持ちを切り替えてリフレッシュできるか、とても大事なことですね。
二方の郷では、コロナ禍以前は、施設をあげての夏祭りやユニット・フロア単位での外出をよく実施していました。外出レクは、水族館、動物園、いちご狩り、なばなの里など色々なところへ出かけました。当日はくたくたになりますが、施設内では見られない利用者様のいきいきした笑顔に疲れも吹っ飛んだものです。一日でも早く、以前のようなレクができる環境が戻ることを祈るとともに、皆様と一緒に利用者様の笑顔を増やしていけたらと思います。
9:00 | 申し送り |
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10:00 | 入浴 |
12:00 | ご利用者様の食事介助 |
13:00 | レクリエーション 趣味活動 |
15:00 | おやつ |
17:00 | 事務作業 |
18:00 | 業務終了 |
申し送りノートを見たり、夜勤者からの口頭申し送りを確認します。
食事の介助を行いながら、他のご利用者にも目を向けて事故が無いよう見守ります。
私よりも身長が高く、体重が重い方もみえます。ボディーメカニクスを学び、どんな方でも介助出来るよう普段から職員間で話合いながら適切な介助を行えるよう努めています。
入社する前はユニットケアがどうゆうものなのか詳しく知らず、独りで仕事が出来るのか不安でした。入社してユニットケアの基礎を先輩職員に教えていただき、今ではご利用者様お一人おひとりと関わらせていただけることが楽しみとなり働いています。夜勤は2人体制なので不安な事、分からない事など先輩職員に聞くことが出来るので安心して働くことが出来ます。
自分はコミュニケーションをとることが苦手で不安でしたが、先輩たちとご利用者様が話をしている姿を真似したり、ご利用者様と関わっていくうちに色々なお話や他職員からご利用者様の情報を聞いて、さらに会話が広がるようになりました。
ユニットケアはご利用者様一人ひとりに向き合い、長い時間関われることができるので、とてもやりがいのある仕事です。
私が介護職を選んだ理由は、身近で介護を見ていたからです。私の母は自分が物心ついた頃には介護を受けていました。自宅にホームヘルパーの方が来られている環境で育ちました。いつもホームヘルパーの方が働く姿、その介護を受けて母が「ありがとう。」と言っている姿を見て、将来は介護の仕事を目指したいと思いました。
介護の仕事を始めてから分かったことは、介護を受けた相手の表情は笑顔だけでなく、怒り、悲しみなど、色々な感情があることを知りました。私は、相手の感情を読み取るのに苦手な部分があったので、入居者の方と最初は話す内容や自分の表情が合わずに相手を怒らせてしまったり、悲しませてしまうことがありました。戸惑いを覚えながら仕事をしている時期もありましたが、周りの先輩職員と色々な話をしながらアドバイスをいただき、今では自然な会話が出来るようになりました。